2015年5月19日火曜日

Twitter Flock Tokyo 2015 参加レポート 1 Digits: A Better Way to Loginについて

Twitter Flock Tokyo 2015
という開発者向けの会議に参加した。

その中の講演の一つについて書いてみる。
同時通訳の日本語をそれなりに咀嚼して書いているので情報として劣化している恐れがある。

(好評であれば他の講演も書き起こしてみたい。)
誤りがあれば教えていただきたい。


Digits: A Better Way to Login
15:20 - 15:50
Romain Huet (@romainhuet) | Twitter

digitsについて
http://get.digits.com/

世界はスマホの世の中となっている
3億台の端末が北米でリリースされる。
今年12億4千万台のモバイル端末が売られる。
アイデンティティの選択肢が多くて複雑になってしまう。
みんなが持っているのは電話番号。
電話番号で認証する事でシンプルになる。

では何故電話番号はなぜ認証に使われなかったのか?
SMSサービスが行われる順番
モバイルアプリ->SMS->SMSアグリケータ->電話会社 (GMOBILEやairtel)
860のオペレータ(電話会社?)がある。
アプリそれぞれでSMSアグリケータへのバックエンドに対応する必要がある。
(860社の電話会社を一環してサポートする認証基盤というのは実質作れない。)
認証基盤の構築には費用がかかる。

100万認証の価格は各国によって費用が異なる。
US $50,0000
ブラジル $5,000
ユーザが認証画面から電話番号を入力した後、SMSが送られる。
(このユーザに対するSMS送信の費用をtwitter社で費用負担しているらしい。)

Digitsそのものはソーシャルアカウントではない。
(おそらく認証させてそのまま使うという事ではなく一度SMSによる認証が行われるという意味だと思う。)

国とオペレータが変わっても認証出来る。
Digitsは属性を拡張できる。(例えば名前等の追加)
Digitsの認証画面は表示色をカスタマイズできる。
アピアランスの変更ができる。
メッセージのローカライズできる。
受け取った側の国によってメッセージを変更してユーザの使っている言語に合わせられる。
Androidでは1タップログイン可能となっている。
(たぶんアプリ内で自端末の電話番号が取得できるのだろう。筆者推測)
javascriptでwebアプリログインにも連動出来る。
216カ国 28言語対応

digitsのアップデート情報
 digits.comを開設した
 ここでユーザ自信がアカウントマネージメント出来る。
 セキュリティをユーザが変更出来る。

講演とは別に会場にいたtwitter社のエンジニアに質問してみた。

digitsで認証済みの携帯なくしたらどうするのか聞いた。

今は携帯番号が同じなら同一アカウントに出来る。

違う番号しか用意できなかった場合、同一アカウントにする仕組みは開発中との事。

時期は未定。

下は会場の写真。

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